カヤン族の村訪問まででこのチェンマイツアーは終了。
ボクらを乗せたソウテクは一路,チェンマイ市街を目指します。
片言の英語での会話にも慣れてきたので,
ギリシャ夫婦とも穏やかに会話します。
間もなくやってくる別れの時間を思ってか,
どことなく感傷的な空気が流れています。
別れは寂しいものの,
生きていればいつかまた会えるかもしれない。
そのように考える自分もどこかにいます。
ほぼ日のコンテンツの1つ
『ブータンの雨と幸せのはなし。』のなかで,
御手洗瑞子さんの
ブータンの人たちは心のどこかで
「またきっと,会うんだろうなぁ」とか思っているみたいで。
その人が実際に戻ってくるかどうかということではなく,
人の縁というものについて,ゆるく,そんな風に考えている。
といった発言があるのですが,
それに近い感覚かもしれません。
どちらにせよ,もう会えないって思うより,
また会えるかもって考える方が楽しいじゃないですか。
「メール送ってきてよ」
とギリシャ旦那が言います。
「もちろん」
答えつつ,この人たちとどこで再会できたら楽だろうかと考えてしまいます。
優さんはどう考えているかな?
ちらりと横を見ると,
優さんは眠てました。
やけに静かだなとは思ってたんですけどね。。。
このグループでは最年少ってこともあり,
ギリシャ夫妻と3人
「仕方ないよね」
自然に笑いあいました。
そしてソウテクはチェンマイ市街に到着。
まずはアルゼンチンカップルが車を降りる。
「Have a Nice Trip!」
定番の言葉ですが,
旅での別れにこれ以上に相応しい言葉はないでしょう。
そしてとうとう,次は僕らが降りる番。
ギリシャ夫妻と握手を交わし,
「Have a Nice Trip!」
互いに言葉を交わし,お別れ。
遠ざかる車に手を振り,振り返され,
英語の力なさで深い話はできませんでしたが,
あの2人と一緒の時間を過ごせてよかった。
年齢が近いからか,けっこうウザい絡みをしてきた
ガイド兄ちゃんもバイバイね。
(*゚∋゚)優さん 「メール送らんとですね」
(´・ω・`)カネ 「送ったけど,返事なかとです・・・」
<後日>
(´・ω・`)優さん 「へんじないとです(笑)」
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