関西出身の僕にとっても,比叡山はなかなか行き難い場所だったりします。
できることならば,比叡電車と比叡ケーブルで行ってみたかったのですが,
3人で行くことを考えると車で行くほうがお得なのと,
雲行きが少々怪しかったので比叡山ドライブウェイへ。
・・・ってか,京都市内から比叡山ドライブウェイまでの道,
細くてクネクネで,なのにみんなスピード出しまくりで怖いよ。
ちょっくらしんどい気分だったので,
ドライブウェイの途中,夢見が丘展望台で休憩。
琵琶湖が見渡せます。
天候が悪いのが残念。
そういえば,去年も最終日雨に祟られたなぁ。
この展望台にあった石碑。
何気なく見て,思わず吹き出す。
ニホンザルの研究で有名な間 直之助博士の功績を称える詩。
た、確かに著書のタイトルではあるけれど,
さるになった男って(・´艸`・)・;゙.、ブッ
ハザマ博士に興味のある人は,こちらの小説がオススメです。
そんなこんなでたどり着きました。
このうえなく分かりやすい看板です。
もう少しなんとか・・・
まずは大講堂。
こちらに入り,以前から欲しかった御朱印帳を購入しようか迷う。
しばし迷い,購入を決めると同時に,近くに落雷。
そして停電。
暗いお寺は怖いです。
そんななか,懐中電灯で手元を照らしながら見事な達筆!!
ってか懐中電灯常備!?
かね 「これは天気崩れそうですね」
ウメ 「急いでまわりましょう」
コニ 「なんで傘持ってきてないの!?」
天気が悪いことを知りながら,
傘を車に置いてきてしまった2人を容赦なく責める人がいます。
自分でも馬鹿だなぁーと思っているので止めてもらいたいものです。
結局,大講堂から坂を下った万拝堂に入ったところで豪雨が・・・
近年まれに見る豪雨っぷりに,呆然としていましたが,
お坊さんに
「ここまでの雨は珍しいけれど,きっとここでゆっくりしていきなさいということですよ」
と諭されたりで,開き直りのんびりすることに。
でも,お腹減ったよぉ。
お土産を兼ねて購入したパンなどは傘と同じく車のなかです。
ま,傘があってもこの豪雨では役目を果たせなかったでしょうけど。
30分ほどで小雨になったので,再度,散策。
雨の後の山中の空気は清々しいです。
そして東堂エリアの中心『根本中堂』。
堂内撮影禁止のため,写真はありません。
このなかが本当に素晴らしかった。
ぼくの貧弱な語彙ではうまく表現できませんが,
鳥肌がたつ空間です。
食べ物に関しては,
「ここを食べただけで満足だ」
と感じることはよくありますが,
建造物で
「ここに来れただけで満足だ」
と思えることは極まれです。
いや~来て良かった。
俗者なので,
「あのお坊さんは俗っぽいね」やら
堂内で開催されていた習字を見て、
「なんか発電って言葉人気だね」
などなど信心深さのない言動ばかりでしたが,
空間には畏怖の念を抱きました。
抱きなれない気持ちをほぐすためにくずもち
うん。
何てことない葛餅だ。
ここであの水饅頭クラスの物を供されていたら,
比叡山恐ろしい場所ってなっていたかも。
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