黒龍酒造を出て,次に目指すは京都。
そのはずでした。
でも,京都で何をするかはほとんど決まっておらず,
唯一,決まっていた比叡山に向かうには少々時間が厳しい。
それだけが確かなことで,
カネ 「そういえば福井県で気になるところがあって・・・」
2人 「行きましょう」
おもしろそうな提案をすれば,
乗ってくれる人たちだということは分かっていました。
かね 「和菓子屋さんなんですけど・・・」
2人 「行きましょう」
美味しいものに,
目がない人たちだということも分かっていました。
かね 「ちょっとだけ遠いかもしれないですが・・・」
ウメ 「行きま・・・」
コニ 「わたしが運転じゃないからいいよ」
ただお互い,
このあたりの距離感に慣れていなかったのです。
恐らく普通に距離感がある人であればマネすることはないでしょうが,
福井市と小浜市はそこそこ離れています。
そこそこというのは距離自体は100キロ程度であるものの,
一車線の箇所がかなりあり,
時間がかかるから,こんな表現をしました。
実際,3時間くらいかかったかな。
そうしてたどり着いたのが,
『伊勢屋』さん。
ネットでたまたま見かけたこちらの水まんじゅうに心惹かれていたのです。
今回の旅のコースから外れていたので,
諦めていたので,まさか来ることになるとは・・・
店に入ってすぐ右側には水槽。
ここに注がれ続ける水は湧き水らしいです。
そしてそこに沈められた水まんじゅう。
良い水で作られ,良い水で作られた和菓子。
これは美味しいはずだ。
お店の左側はイートインスペース。
木を前面に押し出した明るい買い物スペースとは対照的に,
黒を基調とした落ち着いた内装。
せっかくだからそこで食べていくことに。
古い家具や机上の花など,雰囲気いいです。
デートにも使えそうです。
コニさん注文のワラビもち。
暑い季節に食べるワラビもちはいいもんです。
昔は,夏になると車のワラビもち屋さんが回ってきてたなぁ~
なんて,幼少期のことを不意に思い出します。
あれはうちの地元だけだったのでしょうか。
せっかくなので,かき氷をかけてもらいました。
水まんじゅうは持ち帰り可能ですが,
さすがにこれはここでしか食べることのできません,
かき氷には薄味のミゾレ蜜がかけられていました。
氷の底には水まんじゅう。
つるんとした食感が堪りません。
ただ,氷のせいで冷えすぎてしまうのが難点かな。
湧き水の温度に冷やされた水まんじゅうを一口でつるんといただく。
それこそが水まんじゅうの正しい食べ方でないかな。
そんな風に感じ取ったので,次回は水まんじゅうだけを注文しよう。
いつになるかは分かりませんが,
こんな風に次回の訪問を考えるのも楽しいもんです。
(。´・ω・)ん? コニ 「お店を選ぶ基準は?」
(o・ω・o)σ カネ 「勘と本能!!」
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