2012年10月21日日曜日

これでもかと福井を喰らうべし

涼しい時間帯に東尋坊観光を済ませ、
宿にもどった頃には、
すっかりお腹が空いていました。
これはガッツリ朝飯を食べるしかない(`・ω・´)
そもそも、この日、朝食をガッツリ食わずしてどうするんだ。
何といっても、朝食目当てで今回の宿を決めたのだから。



福井での宿を決めるとき、
まずは、どこに宿を取るかでずいぶん悩みました。
鯖を食べることをメインにするなら小浜。
東尋坊をメインにするなら三国もしくはあわら温泉。
どちらも魅力的で、どちらにも行きたい。
そんなことを思いながら、敦賀にもちょっと惹かれる。
あちこちの宿をブックマークしているうちに、旅行の日は迫る。
本当はこの時間も楽しいのだけれど、
ちいとばかり仕事がバタバタしている時期でもあったので、
かなりキツかったことはしっかり覚えています。
そしてとうとう出会ったのが『リバージュアケボノ』。
仕事を終え、日付が変わる時間帯、
宿の検索をしつつ、妙な空腹感と戦っていた僕の目に、
実に魅力的な朝食の画像が!!



大人気の朝食バイキング!!
もともと、品数たっぷり、
好きなものを好きなだけ食べられるバイキングは好きな方です。
そのうえ福井の素材を福井の調理法でですと!!
旅先の地の料理を食べる機会ってなかなかないんですよね。
食べたければ、郷土料理専門店か、
チェーンではない居酒屋へ行かなければ口にできない。
それが朝から食べられる。
これは点数高いです。
迷わずに予約するぼくがいたわけです。


朝食は本館2階でいただきます。
この日は、普段とは違う場所だと案内された気が・・・
気持ちはすっかり食べ物に向かい、
はっきり覚えていません。


まずは、好みのものをパパッととってきました。
早朝からのウォーキングのおかげで、
無茶苦茶、腹減っていたんです。
何を取ったのか、メモくらいしておけばよかった・・・orz

間違いだらけだと思いますが、手前から時計回りに、
手前からゆで卵(すべて中心がほどよい半熟!!)とえんどう。
いんげん?にしては細いよなぁ・・・
大根と人参のなます。
焼きなすのおひたし。
きんぴらレンコン。
お麩の辛子和え。
大野の里芋の煮っころがし。赤いのはフキの漬物?
西京焼き。
中心にだし巻き卵。
サラダは大根のサラダ。
福井県産のご飯にお味噌汁。
しらすと大根おろしの和物。






いやーこれは美味い。
お昼ご飯のこともあるから、お替りはやめておこう。
そんな決意はどこへやら、2杯目です。
じゃがいも茹でたやつ。
切干大根の・・・。
たくあんの煮たの。
焼きなすのおひたし(再)。
お麩の辛子和え(再)。
トマト。大野か勝山産だった気が。
オクラを梅肉で。
バンバンジー。
中心にはししゃも。
ご飯は十六穀米?
コーンポタージュスープもとってしまいました。








本当はもっと写真を撮ったり、
メモでもしていればよかったんでしょうが、
とにかくご飯が美味しくて夢中になってしまいました。
おかげで駄文多めです。


(+・`ー'・)カネ      「味にまで言及すれば、この倍は書けるな」
ヽ(^▽^)ノ┌┛コニ  「無駄な記憶力だね」








それはそうと、9分割プレートみたく小分けできるお皿、
最近、ビュッフェでよく目にします。
チマチマしか取れないから好きでないって人もいるようですが、
タレが混じらないので、ぼくは好きです。
家で使いたいまでは思いませんけど・・・


2012年9月30日日曜日

朝の火サス

プライベートの旅と一言でいっても、
実際のところ2種類の旅があるのではないでしょうか。
ひとつはのんびりとリラックスしてリフレッシュするタイプのもの。
もうひとつは好奇心や貧乏性に身を任せ、普段以上にアクティブに過ごす旅。
普段、貧乏暇なしなバタバタした生活をしているワタクシといたしまして、
旅と言えば、リラックス&リフレッシュが目的です。













と言ってみたい。
朝です。
この日の起床時間は朝の5時。。。
普段より早いバタバタした日の始まりです。


本当は初日に行く予定だったんですが、
渋滞のせいでたどり着けなかった東尋坊に向けて朝早くから出発。
ホテルの人によると、駐車場が開いていないかもとのことで、
ちょっと不安でしたが、そこは『どうにかなるさ』の精神で。

宿泊したホテルは福井県庁そばのアクセスのよい場所でしたが、
そこから東尋坊ななかなかの距離。
車で1時間くらいかかったかな。


出発したときは薄暗かった空がどんどん明るんでいく。
この時間に起きていることは減ったけれど、
Blue Hourっていわれるこの時間帯が好きです。
写真はちょっと時間が遅かったかな。

朝早くからテンション高く話ながらも、安全運転を心がける。
「事故したらあかんよ。
 あんたら2人が福井で事故なんかしたら大スキャンダルやで」
なんてコニ母が言っていたのも一因。
ただの仲良しだけど、
男女2人旅だし、まわりからは不可解な関係だわ。





幸い無料駐車場があちこちにありました。
朝一なので、土産物屋さんがあいていないのは寂しいけれど、
暑さに弱い2人には、涼しいのが何よりありがたい。


ありきたりな表現ですが、やっぱりすごい。
そして怖い。
朝一で火サスごっこする予定が、
これは無理だと諦めるくらい怖い。
観光地によくある柵が一切ないんですよ。
火サスといえば、
コニさんは『聖母たちのララバイ』をあげ、
僕は竹内まりやの『告白』をあげる。
正直、『聖母たちのララバイ』がどんな歌か分かりません。
年齢差が垣間見れた瞬間でした。


(≧Д≦)>コニ  「さぁ~ねむりなぁさぁい~」
(・0・。)カネ    「あ、知ってる!!」


さらには竹内まりやと言えば、コニさんは『不思議なピーチパイ』をあげる。
う~ん、ピンとこない。
曲は持っているはずなんですが・・・



独特の地形の元となっているのは噴出した溶岩が固まったもの。
基本的には輝石安山岩?
柱状節理っていうんだっけ?
もうちょっと地学を真面目に勉強しておくべきでした。




より海に近づいてみる。
腰が引けるのは仕方がないところ。
朝早い時間帯にも関わらず、
早朝から来ている人たちは他にもいました。
別々に写真を撮っていたら、
「撮りましょうか」と親切な人に出会えましたが、
あの人たちから僕らはどのような関係に見えたのでしょうか。

















2012年8月29日水曜日

福井の夜

▼ 宿に到着

福井ICで高速を降りたものの、宿の漠然とした場所しか分からないまま、

脳内ナビの案内に従い進んでいきました。
そうすると、途中、宿の大きな看板を発見。
この先3キロとあり、
実際は5キロほどに思えたのはさておき
とても安心しました。
地元の人やカーナビを搭載した車には不要でしょうが、
そうでない利用者にとって、
案内を発見した瞬間ほど、
ほっとする瞬間はないのではないでしょうか。



この日の宿は『リバージュアケボノ』。
福井駅からは少し離れているものの、
飲食店がたくさんあるエリアへは便利な立地のお宿。
美味しいものが食べたい僕らにとっては、そういった立地の方がありがたいのです。
普通の旅ブログならここで、
宿の写真や、部屋の写真をのせるのでしょうが、
そんなもの撮っていません。
ホテルの名前も覚えきれず、
気が付いたら『アケボノ』と省略されているくらいです。


到着は17時過ぎ。

もう少し早ければ、東尋坊まで足を延ばしてみようかと考えていたのですが、
この日、無理するのはやめておくことにしました。
ってか、腹が減ったんだよ。



部屋に荷物を置いたらば、
とりあえず、ご飯を食べに行く前に風呂に入っておこう。
こちら新館の最上階にある180°パノラマで福井市街を見渡せる天空大浴場も
オススメの1つとのこと。
楽しみだな~とエレベーターで最上階へ行くと、
そこはビアガーデン入口。
どうやら最上階にはビアガーデンも併設していたらしい。
炭火で炙られる食材のいい匂いを嗅ぎながら、大浴場入口へ。


やっぱり足を伸ばすことのできる風呂はいいもんです。
ちょっと温かったけど、そこはサウナに入ることで解消。
けっこう新しいマッサージチェアーもあり、
おじさんが独占していたこともあり、
コニさんとの約束をもう少し遅くすればよかったなとも。


▼ 夜の福井

宿を出る前に目指す店を決め、予約の電話を入れる。
普段は予約なんてしないのに、
この日は不思議なことに予約しました。
なんででしょうか。虫の知らせってやつでしょうか。



福井の有名店といえば、『ヨーロッパ軒総本店』。
故郷が福井のカクさんが
「福井に行くなら、ぜひ行って欲しい店だね」
と言ってはったし、何よりそのビジュアルに心惹かれたお店。
でも、ガッツリ食べるより、呑みたい気分だったんですよ。
それにコニさん肉好きじゃないし。
店の外から、テイクアウトはないのかしらと、
チラリと覗いてみたものの、分からず、〆に寄ろうと立ち去る。
聞けばいいのに、躊躇する小心者です。
家に帰って、ネットで調べたところ、お持ち帰りはできる模様。
ってか、スマフォなんだし、そこで調べればよかったorz...



そこから歩くこと、数分。
本日のメインイベントはこちら『春のお店』。
ネットで調べたら『あんぶん春』だったので、
店の前で悩み、電話してしまいました。
気風の良さ気な女性が
「春のお店もあんぶん春も同じですよ」と答えてくれたので
ようやく入店。


テーブル1つとカウンターのみと、
予想以上にこじんまりした店内に驚く。
2人だったけれど、予約を入れておいたおかげで、テーブルに案内されました。
直後に入店された2名で店内は満席。
しかも、全員、県外の人間らしい。
初めての客は僕らだけで、他は数回来られたことがあるらしい。
県外に常連客を持つなんてすごいな。



▼ 春の店を楽しむ


とりあえず、2人とも生で乾杯。
長旅のおかげで、酔いが早そうです。
一緒にいるのはコニさんだから

(´・ω・`)ノ  かね「酔っぱらったら、連れて帰ってくれますよね」
| ・∀・|つ┫ コニ「もちろん捨てて帰るわ」

警戒して呑んでいかないといけません。
ま、夏なんで凍死する心配がないのが救いですね。

o( -ω-)ノ  コニ「でも、わたしが酔ったら連れて帰るのよ」
Σ(・Д・)  かね「さも当然のように!?」

警戒して呑まさないといけません。
ってか、生ビールちょっとしか呑んでいないのに、
すでにほんのり赤くなってますよー!!
運転せず、助手席でのーんびりしてただけなのになぜ??


ホワイトボードにかかれたお品書きから適当に注文。
まずは、カウンターの上の大皿から茄子とピーマンの揚げ漬し。

これがもう初っ端らか驚くくらい美味しいんです。
普通の茄子に、普通のピーマンが抜群のお出汁を吸っていてもう!!
色はそれほど濃くないのに、濃厚な出汁はいったいどうやって作るんでしょうか。
鰹節だけでなく、イリコ系の味も感じるのだけれど・・・
思い切って聞いてみると
「そんなの適当よ」
実に男前な答えが返ってくる。
コニさんと2人して、同じ人物を思い浮かべてしまいました。
あんたは両国の女将か!!




造り盛り合わせ
甘海老、タコ、鯵、イカ、ハマチだったかな。
どれもハズレなしです。
とっととビール呑みほして、日本酒か焼酎にいこう。



越のルビー
福井県でつくられた、フルーツトマトとのことです。
甘味が強いのはもちろんのこと、
皮が薄く、食感が気にならないのが魅力です。
何もつけずにいただくのが正解ですね。



ここらで日本酒にシフト。
それほど日本酒に詳しくないので、店員さんにオススメを聞きました。

o( -ω-)ノ  「福井のお酒でオススメったなんですか?」

出してくれたのは南部酒造場さんの花垣。
よく行く居酒屋で見た記憶はあるものの、呑んだ記憶はない日本酒でした。
・・・記憶がないだけかもしれませんが。
キンキンに冷やして供されたこちら、ほんの少し琥珀色。
辛口というほどでもなく、ほどよい甘みもあり、
実にバランスのいいお酒に感じられました。



同じように、福井のオススメを聞き注文したのがへしご。
鯖に塩をふり、さらに糖に漬けた保存食らしいです。
「塩辛いから、ちょっとずつ食べてね」
そんなアドバイスにしたがいちょっとずついただく。
確かに塩っ辛い。
でも、何とも言えない旨味が。
この味は初体験です。
日本酒がグイグイ進みます。

(´・ω・`)ノ  コニ「白いご飯が欲しくなるね」
o( -ω-)ノ  カネ「お櫃ご飯が欲しいです」



ゲソ焼き。
シンプルな焼き物。
なのにどうしてこんなに美味しいんだろう。



がんもどきの炊いたん
こちらもカウンター上の大皿料理。
茄子とピーマンの揚げ漬し同様、絶品の出汁をたーっぷり吸っている。
これで美味しくないはずがありません。



鰯フライ
ちょっと油が欲しかったんです。
付け合せのミニトマトは越のルビーにあらず。



「お出汁といえば、あれでしょう」
というわけで注文したのは揚げ出し豆腐。
水が美味しい福井だけあり、豆腐も美味いんだな。
出汁はちょっと濃い目に調整されていたみたい。
すでに2杯目の日本酒にうつっていたので、自信はありません。
2杯目にいただいた加藤吉平商会さんの梵も美味しい福井のお酒です。



日本酒が少しばかり残ったので、
追加でお漬物の盛り合わせなどつまみながら、
この漬物がまた美味しかった!!
楽しい夜を過ごしました。




本来であれば二軒目へ行くのがいつものパターンなのだろうけれど、
かなり腹も膨れ、酔いもいい感じだったので、
〆に向かうことにしました。
もちろん、福井なので越前おろし蕎麦のお店を目指します。


あわよくば、ソースかつ丼もいただきたいところですが、
時間も遅く、
コニさんが歩いていける範囲にはないようでした。
そんなこんなで『つるきそば 佐佳枝支店』に。


店内には新聞を読むおじさんが1人。
「これはハズれかな~」
思わず、コニさんと目で会話してしまうほどでした。
「いらっしゃい」
おじさんの声を合図に、奥から2人ほど、店員さんも現れました。
逃げるタイミングを逃してしまった。
どうやら営業しているようです。



余裕があったら、ソースかつ丼を食べよう。
そんな魂胆を隠しつつ、おろし蕎麦を注文。
そこそこ待ったのは、湯を温め直し、きちんと蕎麦を茹でたからでしょう。
供された蕎麦を見て、感嘆の声を漏らしてしまいました。
かなり美味そうです。
「これはツユをかければいいんですか?」
問いに対し、「どちらでも」と返されたのは予想外でしたが、
携帯で調べた画像はかけている風だったので、かけてみることに。
そして一口すする。
普段いただくものより辛みがある大根の味、
それが醤油の濃さをゆるめ、
出汁全体としてまとまりがあり、
そのまま飲み干せるような味わい。
腰のある蕎麦を啜りつつ、出汁もゴクゴクいただく。
うん。これ、すごく美味いわ。
驚いた。

(・∀・`○) コニ  「見た目で判断しちゃ駄目っていったでしょ」
(*´・ω・`)bカネ  「でも、逃げようってテレパシーをキャッチしましたよ」

何はともあれ、大満足で店を出ました。
このお店から宿は近く、徒歩5分もかからないくらい。
夜用の飲み物を買ってから帰ろうと、最寄りのファミリーマートで買い物。
買い物しながら、コニさんに提案する。

(`・ω・´)カネ   「ソースかつ丼を食べないと、後で悔みそうなので行きませんか」
ヾ(ゝω・`)コニ  「行ってらっしゃい。わたしはマッサージチェアーに向かうわ」

予想通りの答えでした。
もともと1人でも行くつもりだったので、
検索を始めようとした瞬間、着信が。
仕事で初日参加できなかったウメさんでした。
そう、ウメさんがいつどこで合流できるか分からなかったので、
今のうちに食べておくべきかな。
そんな考えもあったんですよ。
ここで伝えられたのは朗報。
朝の10時に福井駅に到着とのこと。
早い段階で3人旅が始められるってことになりましたよ。
3人でソースかつ丼を食べられる可能性もできたので、
今日は大人しく寝ることにしました。










<追記>
『つるきそば』にもソースかつ丼はあったらしい・・・ョ(´;ω;`)´-ω-`)´_ _`)ョョョヨヨヨ゚







2012年8月22日水曜日

旅の始まり

どんなきっかけだったかは忘れました。
正しくは覚えていないのです。
だって酒の席での会話がきっかけだったんだもの。
普通だったらその場だけの話で終わる旅行企画。
それを実行してしまったのが、2011年の夏。
ツッコミあり、ボケあり、ややアルツハイマー気味のそれはおもろい旅でした。
それに味をしめたウメさん、コニさん、それに私カネは、
「また行こう」と酒の席で盛り上がり、
決行しました3人旅ver.2012。

メインは京都。
それだけでは寂しいなと話していたら、
「わたし東尋坊へ行きたい」と発言したコニさん。
言ったもん勝ちで、福井行きも決定したのでした。


地図は見たものの、
酔い衆の頭で、的確に距離の判断ができるはずもなく、
東尋坊が実際はかなり遠いとは理解できていなかったの秘密。



▼ 出発前

ノリと勢いで遊ぶ3人ですが、
仕事に関して、ウメさんとコニさんはクソがつくほど真面目&優秀。
尊敬しながらそうなれない、僕がいるわけで・・・orz
出発前日、ウメさんが初日参加できなくなってしまう。
I can't help thinking...
前日まで出張行ってた人間に報告・相談・連絡なく、
休みとっている日のしかも勤務終了後に仕事入れるなよ。


▼ とりあえず出発

というわけで、初日はコニさんと2人旅になったわけです。
仲良しだから問題ないけれど、周りからすればどう見られるのだろう。

とりあえず僕は
  さて、婚前旅行の始まりだ 。チャウ(・_・ 三・_・)チャウ』
などツイートしてみました。

コニさん亭ではコニ母が
「なぁ、ウメちゃん本当に仕事なんかな?
 あんたらに気をつかったんじゃないの?」
と迷言を発したらしいです。

合流するなり、出発前のネタに笑いながら出発。
ラジオからは経由予定の事故により栗東-竜王間が7:30から通行止めとのこと。
栗東近辺に到着するのはお昼過ぎだから問題なかろうと
コース変更なしで福井へ向かうことにしました。
お盆が近いこともあって、渋滞を心配しましたが、杞憂だったようで、快適に進む車。
近況報告やくだらない話をしていたら、あっというまに大津SAに到着。
前回の旅でもここで休憩したんだよね。

時間的にはお昼ご飯の時間。
できれば福井に入ってからお昼を食べたかったので、
ここでは軽くおやつを食べることにしました。



人気No.2のいちご大福。
こちら草餅でつぶ餡。
上品なこし餡よりも、食感に変化のあるつぶ餡の方が好きです。
これを食べながら、岡山の『甘月堂』の話をするあたり、食い意地はってます。
コニ母は
「なんで大福に果物はさむのか理解できん」
と言い、口にしないらしいです。
うどんが好きでなかったり、けっこう好き嫌い多いんだなぁ~
まだ数回しか会ったことのない、
にも拘らず、強烈な印象があるコニ母に思いを馳せてる琵琶湖沿岸。


サービスエリアの一角にある案内板を見ると、
まだ栗東-竜王間は通行止めらしい。
下道に下りるのも手ではあるものの、時間がかかるます。
どうしたものか。
(*´・ω・`)bカネ 「とりあえず、行けるところまで行ってみましょうか?」
(・∀・`○) コニ 「もう通行止めもいい加減終わることだしね」
ほんの少しだけ迷ってみたものの、
あまり深く考えない2人だったのが幸いして、そのまま進むこと決定。
この場にウメさんがいれば、もう少し熟考したはず。



▼ ジリジリ進むよ


見事、大渋滞にハマりました。
1時間で500m。
通行止めの出口まで残り4キロ。
渋滞で連鎖したように二次事故が起こっていたり、
通行禁止の側道を駆け抜けた車が捕まったり、
我慢できず花を摘みに出る人がいたり、
どうにかできるわけではないけれど、本気でどないしようか悩みました。
悩みながらも、一番ひどい渋滞は終わり、
渋滞は解消されないものの、
だんだんと車が動き出し、たどり着いた栗東ICでは
どうやらからこの先に進んでいく車もあるようす。
これはいけるのではと、進んでみたのが正解でした。
通行止め解除!!
スイスイ車が進んでいく。
よかった。

最も近い菩提寺SAにはどんどん車が入っていく。
みんな、長時間車内に拘束されてたもんなぁ。
顔も見ていない人たちに仲間意識を抱きつつ、
間違いなく混んでいるであろう菩提寺SAを通過していきます。
目指すは次のPA。


ちょっとだけ遠かったよ黒丸PA。
カーナビなしの、助手席のコニさんがガラケーでは地図確認できなかったのです。
トイレ休憩&ちょっとしたお菓子を買いにコンビニへ。


彦根といえば、ひこにゃん。
お土産に買おうかと思いきや、値段を見て手が止まる。
キャラメルが210円とは、強気な観光地価格。
一般にキャラメルがいくらで販売されている知らないのですが、
200円超えはなかなか見られないのではないでしょうか。



コニさん購入の滋賀じゃが
滋賀県限定ってな言葉につられたようす。
味は・・・普通のポテトチップス!?
あんまり食べないから違いが分かりません。
(。・ω・)コニ    「滋賀じゃがって上手いかけよね」
d(ゝω・´○)カネ 「ベタですけどね」
など、岡山人しか分からない盛り上がり方をしながら、いただきました。
岡山弁で「じゃが」って「~だろう」っていう意味になるので、
うっかり「滋賀だろう」ってな掛け合わせたネーミングかと勘違いしましたが、
どうやら単純に「滋賀県」の「じゃがいも」を使用したからこの名前らしい。
あの時、僕らの会話を聞いていた人たちはどう思ったんでしょう。


▼ すいすいと

これ以降、渋滞らしい渋滞は一切なく、順調に車を飛ばしていきい、
次に休憩に選んだのは杉津PA
食堂メニューの5種類の魚介類を使用した海鮮丼に強く惹かれる。
カニ、甘海老、イクラ、サーモン、トロがのっていて、
どうでもいいんですが日本海の夕日を表しているらしいんですよ。
日本人でこれに心惹かれない人はいないはず!!
  (生の魚介類が駄目な人やアレルギーの人除く)
力強く断言したいほどです。
ただこの時間に丼物食べたら、夕食を心行くまで楽しめないだろう。
臨機応変に予定変更していったところ、
もう3時間以内に夕食を食べるはず。
泣く泣く、海鮮丼を諦める。
きっと福井でも食べられるさ。


せっかくだからとPAを歩く。
どうやら展望台があるようなので、向かってみると、
そこからは見事な景色が。
壮大な日本海の一部だけでも切り取ろうと、
バシバシ写真を撮ってみる。

山の緑もきれいだし、このロケーションはなかなかのものです。
口数の少ないオノコが女の子を口説くのにもってこいのスポットです。
そんな勝手な宣伝文句を考えていたら、目に飛び込んできたものが。

愛のハートロック。
ベタだ。ベタ過ぎる。
ってか、昔、韓国か台湾の名所でこんなところなかったですっけ・・・?

下調べなど一切していないにも関わらず、
こんなネタになるところで休憩した自分を褒めてやりたいです。
ちなみにこちら、夕日がそれはそれは美しいらしく、
その時間帯であれば、告白成功率が+10%かもしれません。