2013年6月9日日曜日

amazarashi Live Tour 2013 『ねぇママ あなたの言うとおり』

心身ともにヤサグレ気味な今日この頃,
amazarashiのライブに行ってきました。
会場はなんばHATCH。
難波駅からアクセス便利な立地。
場所は知っていたけれど,入るのは初めてです。
古くからの友人バタと一緒に行く予定だったのだけれど,
急な残業で彼は遅れてくることに。
チケットはそれぞれの手元にあったので問題なし。



暴れる系ではなく,じっくり聴くことになりそうだったので,
整理番号はかなり良かったけれど,
開演直前に会場に入りました。
同じように考える人が多いのか,
皆思い思いのの場所に立っており,
気が付けばずいぶん前の方の場所を確保。

最新アルバム『ねぇ ママあなたの言うとおり』を中心のライブになるだろうけれど,
1曲目の『風に流離い』が重みのある曲なので,この曲始まりはないだろうな。
とはいえ,さすがに『ポエジー』スタートも今回はふさわしくない。
そんなことを考えながら,開演時間を10分ほど過ぎ,会場は暗転。


『僕は盗む』
おぉっ。これからきましたか。
予想外だけど,なかなか。


『ジュブナイル』
間髪を入れずに2曲目へ。
聴きやすく,ノリやすいこの曲がこの場所に来るのは予想通り。
音源より圧倒的に声が出ていました。
大切な人を守らねば。
そう思わせてくれる歌詞が印象的です。


『アノミー』
!!
amazarashiを聴き始めるきっかけになった曲だったりします。
この曲のアンサーソング『性善説』はこのツアーでのポイントなので,
運が良ければ聴けるかと思っていたけれど,
こんな早い段階で聴けるとは!!


『夏を待っていました』
 
嫌いじゃないんですよ。
ただあまりに生々しい歌詞を直視するのがしんどいので,
苦手な曲です。
この空間で聴くことで,
思い出したくもないことを思い出したりしました。


『未発表ポエム』
風に関するポエトリーリーディングだったので,
次の曲を覚悟する時間ができました。


『風に流離い』
この歌の歌詞はあかん。
ここ数年の自分にピッタリきてしまう。
まだ直視するにはしんどいのになぁ。
でも,この曲が聴きたいからこのLIVEに参加したともいえる。
これから先,やってくれる保証がないからね。


『つじつま合わせに生まれた僕等』
水と木をイメージさせる優しい入り。
気が付けば,人類の歴史を歌っている。
持っていなアルバム『0.6』に入っている曲らしいです。
ラジオで1度だけ聴いた記憶があります。


『光、再考』

こちらも『0.6』に収録されている曲ですが,
ライブDVD『0.7』にも収録されており,
そこで気に入っていた曲。
この曲がamazarashiの原点という人もいる曲。


『ラブソング』
 
激しく短い導入をプラスしたラブソング。
それがまた恰好良い導入でした。
ライブ盤で欲しい。


ここらでライブの途中から抱いていた違和感の正体に気付きました。
曲の終わりごとに拍手するものの,
オーディエンスがライブに参加していないのです。
ガンガンオーディエンスが歌うライブはあまり好きでありません。
でも,この曲のオオオオーの部分は声をだしてもいいのでは。
共感する人間が増えて,この規模のハコでライブできるようになったのに,
歌う秋田ひろむは孤独だろうな。
そんなことまで考えてしまう。


『デスゲーム』
うん。照明が邪魔をする。
ピカチュウかよ。
曲の雰囲気を盛り上げるため,
おそらく無自覚でやっているのだろうけれど,
観客の首を絞めています。
他にも数回あったのですが,やめて欲しい演出でした。


『ムカデ』
こんな激しい曲を持っていたんですね。
『0.6』収録らしい。
妙に『0.6』からの曲が多い・・・


『春待ち』
激しい曲と激しい照明が続いたので,
ホッと一安心。
音源よりこちらの方がかなりよかったです。


『未来づくり』
この曲と『風に流離い』それに『パーフェクトライフ』あたりが精神的にきます。
ちょっとがんばっている理由。
それを再確認させてくれる。


『パーフェクトライフ』
ちょっとこの2曲繋ぎは反則でしょう。
青春も,夢も不完全で完璧な人間にはなれなかったけれど,
たくさんの出会いと別れに泣いて,笑って。
そんな人生を大切にしていきたい。


『美しき思い出』
気が付いていなかったけれど,
確かにこの曲も『未来づくり』の流れにありますね。
秋田ひろむが最も力を入れて歌った曲に感じました。
意外にこの歌も苦手なんですよね。


『この街で生きている』
この曲が聴けるとは思っていなかった。
ライブ中唯一のMCの後に歌われた。
ここのいる人達が明日からも生きていけるように。
そんな優しさを感じた。


『性善説』
 
いい曲だけれど,入れるところに困る曲ですね。
ママの部分をマリアの写真で表わすことで,
歌詞の世界観がよりはっきりしたものになりました。
演奏に緊張感があったのは,再現するのが難しいからでしょうか。


『新曲』
う~ん。
ライブの後で,新しい音源を流されてもうまく反応できませんでした。


個人的に『カルマ』が聴きたかったのですが,
それでも聴きたい曲のほとんどを聴くことができ、
アンコールもなく,時間は1時間半と短めでしたがいいライブでした。

無駄な残業で間に合わなかったバタが可哀そうだ。



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